債務整理中でもお金を借りることができる?債務整理後は無理?

『借金が多すぎて首が回らないから、債務整理をしたい…』
そう思っている方は、きっと沢山いらっしゃるのではないでしょうか?

確かに、債務整理を行うことで自身の借金問題が整理でき、明るい未来が待っているように思えるかもしれません。
しかし、債務整理を行ってしまうと、基本的には新しくお金を借りることが出来ない、という事実があることも知っていましたか?

今回は、債務整理を行ってしまった場合のお金の借り方、そもそもお金を借りられるのか、についてまで徹底的に解説していきます!

債務整理を行うと、信用情報機関に登録されてお金が借りられない?

債務整理をすると、その情報が個人信用情報機関に登録され、いわゆる「ブラック」という状態になってしまいます。

個人信用情報機関とは、消費者のクレジットやローン契約の履歴である信用情報を金融機関から集めて、集めた情報を金融機関に提供しているところです。
クレジットカードやローンの申し込みを受けた金融機関は、個人信用情報機関に登録されている申込者の信用情報を参照し、過去に延滞や債務整理などの金融事故を起こしていないか確認しています。

金融機関では、債務整理をしている申込者を返済能力が低いとみなすため、債務整理情報が個人信用情報機関に登録されている最大10年間は、クレジットカードやローンの審査に通りにくくなります。
こうなってしまうと、消費者金融や銀行などのカードローンでお金を借りることも難しくなってしまいます。

債務整理の種類によっては借りられる?

債務整理には

債務整理の度合い
  1. 任意整理
  2. 個人再生
  3. 特定調停
  4. 自己破産

と種類があり、右に行くほど金融事故の度合いが強くなっています。
しかし、大手消費者金融や銀行は任意整理中でも新規契約は難しいです。

逆に、自己破産で免責が下りると「ブラックの方融資OK」などの広告ダイレクトメールが自宅に送られてくるようになりますが、絶対に融資に乗ってはいけません。
これらの広告メールを送ってくるのは、全て闇金業者だからです。

債務整理中でも中小消費者金融なら借りられる?

公式ホームページに載せていない場合もありますが、一つ一つの中小消費者金融に問い合わせて確認をしました。

すべての中消費者金融に問い合わせをした後で「言い回しの違い」に気がつきました。

まずはそれぞれの中小消費者金融から得た回答をみてみましょう!
こちらから質問をしたのは「債務整理をしていても申し込みはできますか?」

消費者金融 「債務整理でも借りれますか?」とした電話で質問した回答
アロー 債務整理をした過去がある方も申し込みを受け付けています。
セントラル 債務整理中でも審査の対象としています。
フタバ 債務整理をしている方でも自己破産をしている方でもまずはお申し込みをいただければ審査を行います。
アルコシステム 過去に自己破産や債務整理をした方からの相談にも応じています。
ライフティ 債務整理中でも現在ほかへの返済の遅れが無ければ検討いたします。

債務整理中なのか、債務整理の過去があるのかでは意味合いが異なってきます。
債務整理を過去とするならば、債務整理をしたことがあるけれども個人信用情報機関の掲載期間が終了しているとも取れるでしょう。

すべての債務整理中の方を受け付けられるのではなく、共通するのは「相談OK」というものでした。
大手消費者金融では債務整理中は一切受け付けていませんが、中小消費者金融では可能性があります。

申し込みではなく「債務整理中ですが申し込みはできますか?」と相談から始めてみましょう。
個別のケースによって申し込みできる可能性があります。

中小消費者金融の審査基準

中小規模の消費者金融は、大手消費者金融のように名前が知られていないため、借入先を探している消費者の最初の選択肢になることはほとんどありません。

中小規模の消費者金融のターゲットは銀行や大手消費者金融の審査に落ちてしまい、次の借入先を探している消費者になります。
そのため、銀行や大手消費者金融の審査基準とは異なっており、銀行や大手消費者金融の審査に落ちてしまうような人でも柔軟に審査に対応してくれます。

中小消費者金融の審査方法

中小消費者金融では、銀行や大手消費者金融のように、個人信用情報機関に金融事故情報が登録されている場合に機械的に融資不可と判断するような審査を行っておらず、人の手によってそれぞれの申込者の状況を加味した審査が行われています。
そのため、いわゆるブラックの場合でも、申し込み時点で十分な返済能力があれば審査に通る可能性があります。

ウェブサイトに債務整理経験があっても相談にのる旨を明記している業者もあります。
また、大手消費者金融や銀行では審査に落ちてしまうような低い年収の場合でも、融資額を少額にすることで融資を可能にするなど柔軟な対応をしてもらえる場合もあります。

中小消費者金融の審査にかかる時間

銀行や大手消費者金融では即日融資が当たり前の時代ですが、中小消費者金融では人の手で丁寧に審査をする分、審査に時間がかかります。
業者や申込時の混雑状況にもよりますが、審査にかかる時間は最短でその日のうち、長い場合は1カ月程度かかる場合もあります。

とくに債務整理経験者への貸付には慎重な審査が行われますので、その日のうちの融資はほぼ不可能と思って良いでしょう。
大体1週間の審査時間はかかると考えておくべきです。

中小消費者金融を利用する際は、時間に余裕をもって申し込みをすることが必要です。

中小消費者金融の金利

中小消費者金融は、法律で定められている金利の上限ぎりぎりで営業している業者が多く存在します。
そのためか、銀行や大手消費者金融よりもかなり高金利です。

大手消費者金融のカードローンは上限金利18.0%にしていることが大半ですが、中小消費者金融のキャッシングは上限金利20.0%となっていることもしばしばあります。
しかし、20.0%の貸付自体は、10万円未満の場合に利息制限法で定められている上限金利であるため、違法ではありません。

とくに債務整理経験者の貸付は、債権者側も慎重になりますので、10万円未満の少額融資から始まるのが基本となります。
20.0%の金利での借り入れになることをしっかりと覚えておきましょう。

中小消費者金融の限度額

一般的な借り入れ限度額は、銀行では500万円~1,000万円程度、大手消費者金融では300万円~800万円となります。

しかし、中小消費者金融では50万円~200万円としている業者が多く、借り入れ限度額は低めです。

中小消費者金融の借入れ方法と返済方法

中小消費者金融では銀行や大手消費者金融とは異なり、カードが発行されない業者がほとんどです。
そのため、借り入れは店舗での手渡しもしくは振り込みのいずれかになります。

また、返済方法も店舗での手渡しと振り込みに限られている場合が多く、銀行や大手消費者金融に比べて利便性が低いのが一般的です。

債務整理中なら借りられるけど、他の返済が遅れている場合は…

『数日前(もしくは数週間前)に債務整理を行ったばかりなんです…』
これでは審査に通るのは難しいものです。
なぜなら返済ができないために行うのが債務整理であり、その現状がわずかな時間に解決できているとは到底想像ができません。

債務整理中でも申し込みを受け付けている中小消費者金融はあります。
しかし、「債務整理を行ってから少なくとも半年以上が経過しているのが条件」として覚えておくとよいでしょう。

債務整理中でもOKというのは、どのような状況でもOKということではありません。
抑えておきたいポイントは

債務整理中にお金を借りるポイント
  • 債務整理をしてから半年以上の期間が経過していること
  • 現在の債務に滞りが無いこと

の2つです。

『どこかの返済が遅れているのならば、その返済を優先させる可能性があるため貸付は行わない』
これは審査で他社への返済状況を確認するときの基本的なチェックです。

自己破産だけは借り入れができない?

すべての債務整理に借り入れが可能なわけではありません。

ほぼ絶望的と考えられるのが自己破産です。
債務整理の中でも最も深刻なものであり、すべての債務を免除する手続きです。

裁判所には、破産申立書を提出します。
返済が不可能であると裁判所で認められると、すべての債務がなくなります。
税金は遅延損害金は示談でなくすことは可能ですがそもそも税金自体はなくなることはありません。

さらに、一定以上の価値がある財産はお金に換えて債務者に配当されます。
例えばパソコン、テレビ、車などや、20万円以下の預貯金は残すことはできますがそれ以外は返済として回収されます。

生活保護を受けているとカードローンなど利用はできません。
審査に通ることもできません。

自己破産はどうしても返済ができないほど生活が破綻している状態で認められる手続きです。
その為、ほかの債務整理とは異なり、中小消費者金融に直接確認をしましたが「自己破産は受け付けられない」という回答がほとんどでした。

債務整理中にどうしてもお金を借りるなら『生活福祉資金貸付制度』

生活福祉資金貸付制度は、低所得者や高齢者、障害者の生活を経済的に支えるために、これらの人に対してお金を貸し付ける、公的な支援制度です。
実施主体は都道府県に設置された社会福祉協議会で、県内の市区町村社会福祉協議会が窓口となって運営しています。

種類としては

生活福祉資金貸付制度の種類
  1. 総合支援資金
  2. 福祉資金
  3. 教育支援資金
  4. 不動産担保型生活資金

があります。

債務整理中の場合は利用することはできませんが、免責確定後であれば、自立更生のために資金が必要と判断された場合にお金を借りることができます
生活福祉資金は連帯保証人を立てれば無利子でお金を借りることができ、連帯保証人を立てない場合でも1.5%と非常に低い金利で借り入れが可能です。

まとめ

債務整理で借金問題を一気に解決、と考えている方も、まずは一度考え直してみましょう。

確かに、借金問題が解決すれば、まっとうな生活に戻れるような気がするかもしれませんが、その後の生活についてはキチンと考えていますか?
債務整理をしたところで、借金が0になるわけではありませんから、再び日々の借金返済が苦しくなってしまうことも考えられますよね。

もちろん、中小消費者金融や生活福祉資金貸付制度など、債務整理中でもお金を借りられる可能性のある場所がないわけではありませんが、確実に借りられる保証もありません
債務整理をする際には、なるべく慎重に行うようにしていきましょう!

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