教育ローンの審査基準は甘い?審査なしの教育ローンはない?

『子供を高校や大学に行かせてあげたいけれど、家計が厳しくて…』と、子供の進学を諦めかけている親御さんも、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

しかし、安心してください。
実は、日本には『教育ローン』と呼ばれる学費を借りる事が出来るサービスが存在します。

この教育ローンは国や銀行などの金融機関が融資を行っていますが、利用するにはもちろん審査を受ける必要があります。
審査の基準については金融機関などによって異なりますが、収入や保証会社の保証などといった信用に関わる点がチェックされます。

今回の記事では、実際に教育ローンを利用する際に必要となる審査について重点的に解説していきます。

教育ローンの種類について

教育ローンその①:国のローン

教育ローンは金融機関で借りるものだけではなく、国が貸し出しを行っている教育ローンも存在しています。

国の教育ローンは銀行などの金融機関の教育ローンよりも利用条件において優遇措置を設けており、年収200万円であっても利用出来る可能性があります。
国の教育ローンの特徴は、年収・子供の人数に応じて利用制限がある点です。

教育ローンその②:銀行のローン

銀行の教育ローンは、国のような利用制限が設けられているわけではありませんが、保証会社の審査の通過が出来るかどうかが一つのポイントになってきます。

銀行の教育ローン自体は保証会社の審査を通過してしまえば、借りる事が出来ますので、その点においては国の教育ローンよりも甘めと言えるかもしれません。

様々な銀行がありますので、申込みをして貸し出しが出来なかった場合でも、他の銀行で貸し出してくれる可能性は十分にあります。
貸してくれる銀行を探す余裕がある面でも、国のローンよりは使い易くなっているのが良い面です。

教育ローンの融資方法

一括型

教育ローンの融資方法には一括型というものがあります。

これは、借り入れ出来るお金を一括で借りる事が出来るものであり、カードローン型と比べて異なる点は、子供が在学中に利息部分だけを返済しておく事ができ、卒業後に月々本来の返済額で返済していくというものです。
その為、在学中の返済負担は比較的軽めになっています。

極度型

極度型の教育ローンは、1年単位で借りる事が出来るものであり、信用状況次第では1年間延長も行う事が可能です。

使用用途に関しては一括型の教育ローンと違いがありませんが、返済方法は1年後から始まりますので、一括型と比べて返済が始まるのが早いという特徴があります。
返済をしていく際には変動金利が一般的となっています。

教育ローンの審査基準について

教育ローンの審査基準①:保証会社の保証必須

金融機関が提供している教育ローンは保証会社の保証が必須になっています。

近年では、保証人や連帯保証人になってくれる人が少なくなっているケースが増加しています。

その為、信用をスムーズに確認出来る仕組みとして保証会社が登場しています。
国内では保証会社の数が増加傾向にありますので、利用者の目的に合わせて保証会社を選べます。

銀行の教育ローンの審査基準の一つに保証会社の保証が必須になっているのは、銀行などの金融機関がスムーズに貸し出しが出来るようにしている為でもあり、利用者にとっては連帯保証人を用意する手間を省けるという点で役立ちます。

教育ローンの審査基準②:安定的な収入

教育ローンの審査基準の一つに安定的な収入というものがあります。

公務員や正社員であるほど審査を通過し易い傾向があります。

銀行の教育ローンは、保証会社の保証という条件があり、この保証会社の審査を通過するにはスコアリングのスコアを高める必要があります。
スコアを高める一番の方法は安定的な収入があるという事を証明する事です。

国の教育ローンを借りる際にも、この安定的な収入という項目は無視する事が出来ません。

不安定な収入では、お金を貸す側も信用してお金を貸す事が出来ないという事情がありますので、教育ローンを申し込む際には注意するべき項目です。

教育ローンの審査基準③:団体信用生命保険加入必須

団体信用生命保険は、ローンの利用者が何らかの事情で死亡した際において住宅ローンの残高や教育ローンの残高などを精算する事が出来る保険です。

住宅ローンや教育ローンは長期にわたって貸し出されるローンですので、近年ではこの団体信用生命保険の加入が原則必要になっています。
教育ローンを借りる場合には、金融機関等は団体信用生命保険に加入させる仕組みになっており、生命保険会社が加入に適格とした場合、銀行が手数料を負担してくれる事がありますので、その場合は少し負担が減る事になります。

長期間のローンは信用だけでなく、死後に残高が残っている場合にどうするのかという事も考えておく必要があります。

 

教育ローンの返済期間について

教育ローンの返済期間は、住宅ローンよりも短いですが、無担保で10年、担保がある場合で16年程度となっています。

金融機関でも国でも教育ローンを借りて返済する期間は基本的に同じですので、複数借りる場合にはその分、返済額が増えていく事になります。
低金利ですが、長期にわたって返済していきますので、計画的に返済が出来るようにしておくと良いでしょう。

教育ローンの金利は?

教育ローンは固定金利と変動金利があり、他のローンと比較して大体4パーセントぐらいからと低金利に設定されています。
ただし、国の教育ローンにおいては固定金利で年1.71%と、かなり低く設定されています。
その為、教育にかかる費用を借りる際にはカードローンなどを使うよりも返済する時の負担が減るのが魅力です。

固定金利と変動金利はどちらが返済し易いかは、利用者の事情によります。
固定金利は最初から設定されている金利が返済終了まで続きますが、変動金利は最初は低金利であり、途中から上がるという形になっていますので、収入が上がっていくような仕事に就いていないと返済が厳しくなってくるでしょう。

教育ローンの上限金額は?

教育ローンを利用して、借りられる上限金額は大体500万円までとなっています。
この金額は、私立大学の理系の卒業までの金額に合わせられており、それぐらいの費用が大学卒業するまでかかるからです。

ただ、私立大学医学部の場合は、総額1000万円を超える事もよくありますので、教育ローンでは賄えない可能性があります。

国の教育ローン(教育一般貸付)に関するQ&A

いつでも申込みはできますか。

「国の教育ローン」のお申込みは、1年中いつでも受付しています。
入学時の費用は、合格発表前にお申込みができますので志望校が決まったときに、在学中の費用は、資金が必要になったときに、できるだけ早めにお申込みください。
必要時期の2~3ヵ月前がお申込みの目安となります。
ちなみに、入学資金については、入学される月の翌月末までご融資が可能です。

融資を申込みしてから実際にお金が出るまでどのくらいかかりますか。

通常、お申込み完了から審査の結果が出るまでには10日前後、更に、実際にご融資金をお客さまの口座に振込むまでに10日前後お時間をいただいております。
なお、入学シーズンは、お申込みが非常に多くなりますので、早めにお申込みください。
必要時期の2~3ヵ月前がお申込みの目安となります。

申込人となるには何か条件はありますか。

お申込みいただける方は、ご融資の対象となる学校に入学・在学される方の保護者ですが、世帯の年収(所得)について、子供の人数に応じた上限額が設けられています。
なお、ご親族などでもご利用いただける場合がございます。
世帯の年収(所得)には、世帯主のほか、配偶者等の収入も含まれます。

『国の教育ローン』は最大いくらまで利用できるのですか。

『教育一般貸付』はお子さまお一人につき350万円(外国の教育施設に3ヵ月以上在籍する資金なら450万円)までです。
ただし、今後1年間に必要となる費用のみが対象となりますので、2年目以降に必要となる費用につきましては、あらためて、もう一度お申込みいただくことになります。
また、お子さまお一人につき350万円まででしたら、残高があっても、350万円から差引いた残りの金額まではお申込みいただくことができます。
例えば、 今年250万円ご利用いただいた後、毎月ご返済されて来年お申込みいただくときに残高が230万円となっている場合は、350万円から230万円を差引いた 120万円までお申込みいただくことができます。

審査基準を教えてください。

ご提出いただいた資料などをもとに、お客さまのご勤務(営業)の状況、ご収入(所得)の状況、お借入の状況、住宅ローンや公共料金のご返済・お支払の状況などから、総合的に判断させていただきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

確かに、子供一人を大学に行かせるまでには莫大なお金がかかりますし、家計的に厳しい家庭も出てくることでしょう。
しかし、『子供にはいい教育を受けさせてあげたい』という親心は何にも勝る美しいものです。

そんな願いを叶える手助けをしてくれるのが、『教育ローン』です。
金利も、一般的な金融機関のローンと比較して金利も低めに設定されていますし、かなり利用しやすいローンとなっています。

もし、子供の教育に関して諦めている家庭があれば、教育ローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか?

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